いまむら歯科矯正歯科では、訪問診療も行っています。
ご自身では難しい口腔ケアや入れ歯の修理など、ご家族の方や施設の方々と連携して毎日楽しく訪問させて頂いてます☺️🦷✨

口腔ケアの重要性👄
①誤嚥性肺炎の予防
日本人の死亡原因の3位である肺炎の中でも、特にご高齢者に多い誤嚥性肺炎は唾液や飲み物、食べ物が誤って気管から肺に入り込んでしまう誤嚥の際に口腔内の細菌が肺に入ってしまうことで起きます。
口腔ケアで口腔内細菌数を減らし、飲み込みの機能を維持向上することで誤嚥性肺炎を発生率を下げる効果が期待できます。
②唾液の分泌を促す
要介護の方の多くが口の機能が低下し、内服薬の副作用などにより唾液が出にくくなり口腔内が乾燥しやすくなります。また唾液が口の中をきれいに保つ自浄作用も低下してしまいます。
口腔ケアでお口の中を刺激することで唾液が出やすくなる効果があります。
③味覚の改善
舌に厚く舌苔が付着したり、口腔乾燥が進むと味覚が鈍くなってしまいます。舌ブラシ、口腔ケア用ティッシュなどを使用して舌をきれいにし、口腔内が潤ってくると味覚の改善効果があります。
④ウイルス感染の予防
口は食べ物の入り口だけでなく、細菌やウイルスの入り口にもなります。
ある介護施設で高齢者を対象に、歯科医師や歯科衛生士が専門的な口腔ケア(口腔清掃や清掃の指導)を実施したところ、通常の口腔清掃だけをしていた施設に比べ、予防接種の有無にかかわらずインフルエンザの発症が10分の1に抑えられた、という報告があります。
このように口腔ケアは虫歯や歯周病予防だけではなく、誤嚥性肺炎の予防や、全身の健康を守るためにとても大切です。
おいしく食事が食べられ、会話を楽しむことは「その方らしい生活」を送り続ける生きがいにもつながります。