滅菌・消毒について

DACユニバーサル当院では、ドイツ製の「DACユニバーサル」という滅菌注油洗浄装置を用いて、ハンドピースを1本1本滅菌処理し、 ウイルスを除去・不活性化しています。 高価な装置であり滅菌にもコストがかかりますが、 患者さまの安全のために必要な費用と考えています。

週刊誌や健康誌で、歯科医院における感染リスクが問題になっています。 これは、歯科医院で使用するハンドピース(右のような歯を削る道具)の滅菌・消毒が不十分な 歯科医院が多いからです。 このハンドピースは精密な医療器具で、空気圧やジェット水流の圧力で刃を高速回転させ歯を 削る装置です。通常は噴出するだけですが、ときにお口から出血した血液や唾液と一緒に水が逆流 することがあり、その際、血液と共にむし歯菌や歯周病菌、さらにウイルスも吸い込んでしまいます。 血液が逆流してハンドピースのなかに入ると、血液はやがて凝固し落ちにくくなります。 血液と一緒に沈着した細菌やウイルスは、滅菌洗浄しなければ少しずつ水流と一緒に別の 患者さんのお口のなかに出てしまいます。つまり、感染リスクが否定できないのです。

むし歯や歯周病の感染リスクも問題ですが、B型肝炎保有者は130~150万人と推定されています。 そのうち10%が発症し慢性肝炎、肝硬変、肝細胞癌に進行します。 また、C型肝炎は200~240万人が感染していると推定されています。 さらに、HIV(エイズ)感染者は約12,000人。うちエイズ発症は約5500人となっています。 これらは血液を媒介として感染する恐ろしい病気です。 このような感染リスクがあるにもかかわらず、ハンドピースを滅菌処理している歯科医院は100軒に 数軒しかないといわれています。 これは、通常の滅菌装置では高温になるため精密な器具の損耗が激しく、費用負担を避けようと しているからです。

当院ではハンドピースだけでなく、その他の用具も大学病院並みの滅菌消毒を徹底しています。 ぜひ、当院で安心の歯科治療を受けてください。

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